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アラン・ムーア『フロム・ヘル』日本語版オフィシャルサイト~2009年10月10日発売|みすず書房
10/10にみすず書房から出る邦訳版のプルーフ版を三日がかりで読了。よくもまあこんなたいへんなプルーフ版つくったなあ。
史実に基づいて切り裂きジャック事件を正面から描いたアラン・ムーア渾身のグラフィックノベル。
今年の翻訳ミステリのベストワン。
とかいうと『ミレニアム』三部作をどうするんだと言われそうですが、けっこういい勝負かも。
とはいえ、切り裂きジャックについての基礎知識が絶望的に不足しているので歴史ミステリ的な細部に関してはよくわからない。ジョニー・デップの映画版は見たけど、原作は全然違いますね。アバーラインはおっさんだし。
とりあえず、スティーブン・ナイト『切り裂きジャック最終結論』は邦訳を注文してみた。太田龍・監訳だって。
いちばん驚いたのは、主要キャラのひとりとして登場するジェイムズ・ヒントンがチャールズ・ハワード・ヒントンの父親で、みすず書房公式サイトのトレーラーにも出てくる「第四の次元とは何か?」の出典が、C・H・ヒントンだったこと。補遺にはルーディ・ラッカーの名前も出てくる。 『フロム・ヘル』とSFのほとんど唯一の接点(笑)。いや、息子のほうは(本人は)作中に登場しませんが。